ご挨拶と心よりの感謝Thanks

ご挨拶

大切な人の「健康」と「笑顔」をつくることが「なかざと農園」の仕事
志高く「立川まじめ野菜」を育てることに日々取り組みます。

なかざと農園は、東京都立川市にて、美味しさにこだわった安心して食べられる野菜を、生産から販売まで一貫して手掛けています。
私は農産物を通して、お客様、地域、日本のためにも農業を感動できる産業にするという経営理念のもと、「感動がある農業」「かっこよい農業」「稼げる農業」をめざしてまいります。
そのためにも農産物の生産だけでなく、農業体験や収穫体験、わくわくどきどきのある直売所づくりなど、皆様に喜んでもらえる農業を行い、必要とされる農業生産者になることを常に考え行動するとともに、農業を活性化していくために、新規就農(後継者)の支援に取り組んでまいります。
そして農家だけでなく、他産業ともコミュニケーションを図り、所得を向上させ、持続可能な農業をめざします。
なかざと農園 代表 中里 邦彦

〈多摩信用金庫への感謝〉

大学卒業後1995年に東京都立川市に本店がある多摩信用金庫に入りました。
志望動機は、地域に貢献したいという気持ちが強かったからです。
約6か月の内部勤務の後、営業係に配属されました。
業績の良い金融機関だけあり、上司や店長からは、目標数字の必達。
夜間営業などもあり、世間は思った以上に厳しいと感じたのが実感です。
そのような中で、社風として強く言われ続けたことは、地元(地域)の発展無くして、我々の発展は無いということです。
相手の事を考えて、思いやり、行動することで、地域になくてはならない金庫になる。
また、人として間違っていないか、自分だけが得をしていないかを常に自問・自答する環境でした。
今でも至らない点が多い私が、金庫を退職して、就農できた最大の理由は、多摩信用金庫に育ててもらったからだと、痛感しています。
本当に感謝しています。

〈多摩信用金庫での職歴〉

当初、個人宅を中心とした営業係を経験しました。
取引の無い個人宅は当たり前ですが、門前払い、居留守等の扱いを受け、心が折れそうな日もありました。
また中小企業も営業係が訪問し、融資や振り込みなどを扱い、分からない融資にどうしたら良いか、困ることもありました。
業績や行動には、厳しい会社でしたが、心の広い人が多く、何でも相談に乗ってもらっていました。
定期積金や定期預金、住宅ローン、信用保証協会等の融資などを数年経験しました。
その後、多摩信用金庫は個人事業主や法人の課題解決活動に大きく舵をきりだしました。
金融機関として、いくらリスクの少ない融資を実行したところで、法人の事業自体が良くならない限り、法人は良くならない。法人が良くならなければ、地域も良くならない。
そして事業を行っている法人は、様々な課題を持っている。
その課題を一緒に共有し、悩み、解決していくことが、一番の解決策である。
融資等は後からついてくる。
お客様の為に何が出来るかを真剣に考える、課題解決型の営業に変わりました。
具体的には
・事業計画書を一緒に作る。
・製造業での不良品率の削減方法
・事業の見える化
・M&Aや助成金
・ホームページでのSEO対策
・キャシュフロー計算書の仕組みや考え方

私一人の能力など、たかが知れていますので、専門家も交えて様々な課題解決を行ってきました。
退職前、多摩信用金庫では営業課長をやらせて頂き、非常に感謝しています。

恵まれた環境ではありましたが、思い切って退職しました。
それは農家の長男であり・後継者不在の農業、稼げない農業、食糧自給率の低下、安全・安心な食品が少ない、農地の荒廃等様々な課題を農業は抱えていました。
そのような課題を少しでも良いので、なかざと農園で解決できればと、長い間思い続けていました。
そして、もし少しでも上手くいったなら、他の農家や地域とも解決策を共有できれば幸いです。

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